超重要!誰でもできる『継続』する方法
「モチベーションが上がらず、勉強が続かない」
「新しいことを始めたいけど、続けることができない」
なぜ継続ができないのか
何か成し遂げたいことがあるときに、「継続する」ということは必須です。
そして、私たちは、継続の重要性を理解しています。
では、なぜ多くの人は継続できないのでしょうか?
それは、物事を継続したい、と考えるときに、モチベーションを上げようとするからです。
モチベーションを捨てろ!
勉強など、何かを継続するときにモチベーションを上げようとしてはいけません。
もちろん、モチベーションを持ってはいけない、ということではありません。
意識して、上げようとすることは控えたほうが良いということです。
そもそも、モチベーションは維持できるものではありません。
どれ程やる気になっても、少し嫌なことがあれば、すぐにやる気がなくなってしまいます。
例えば、モチベーションが上がっている時に、友達や家族と喧嘩してしまったら、なんとなくやる気がなくなってしまった。
そんな経験はありませんか?
このように、外部要因による影響が大きいので、モチベーションは続かないのです。
つまり、モチベーションに頼っていても、継続できるわけがないということです。
『ルーティン化』を徹底せよ!
では、どーすれば継続することができるのでしょうか?
それは、継続することを「ルーティン化」することです。
「ルーティン化」とは、継続すべきことを、毎日する日常作業の一つにすることです。
ルーティン化によって、続けることに苦痛であったり努力の感覚は薄れていきます。
しかし、この方法にも難点があります。
それは、「ルーティン化」は慣れるまでが辛いです。
そのために、朝のルーティンを作ることをおすすめします。
朝を制する者は、1日を制する!
1日の始まりである朝にダラダラしてしまうと、1日なんとなくダラダラした気分で過ごしてしまいます。
ですから、まずは朝をルーティン化して気持ちよく1日を始められるようにしましょう!
私のおすすめは、朝はカフェなどに行って、仕事や勉強をすることです。
朝をどのように過ごすか、で1日の90%は決まる、と私は思っています。
『朝、○時に起きて、○時にカフェに行って作業する。』
ここまで決めることが重要です。
時間まで具体的に決めなければ、「後でやろう。」という思考が生まれます。
そして、決めたらその通りに10日間だけ死ぬ気で実行してください。
10日間を耐えることができると、それ以降は継続することにだるさを感じなくなってきます。
受験生の頃の私を例に挙げると、1日のスケジュールは下のような感じでした。
このように、私は毎朝7時半に家を出て、8時前にカフェに行って、コーヒーを飲んで、1時間ほど勉強する。
というルーティンを徹底していました。
これは受験当日も欠かさずに、試験時間の1~2時間前にカフェに行って、少し勉強をしてから会場に行っていました。
私は、もともと夜型なので、早起きする、ということが苦痛でしかありませんでした。
しかし、10日間だけ、自分を叩き起こしてカフェに行っていたら眠気はありながらも、毎日できるようになりました。
早起きする、というだけなく、「起きて何をするか(私の場合は、カフェに行く)決めている」ということが重要です。
何かを始めるときに、キツいと感じることは当たり前のことです。
そこを超える事ができれば、慣れて継続が苦痛ではなくなります。
逆に、「やらないと気持ち悪い、」という状況になってきます。
その結果、「無理なく、継続できる」状態になります。
朝、起きてご飯を食べて、歯磨きをするように、作業ができるようにルーティンを作る事が重要です。
まとめ
上記で紹介した『ルーティン化』 をしていただくと、今後は継続することが、はるかにカンタンになると思います。
最後にもう一度確認しましょう。
- モチベーションを上げようとしない
- ルーティン化で、身体を『継続の苦痛』に慣れさせる
- 起床時間から1日のスケジュールを細かく決める
- 決めたスケジュールを10日間死ぬ気で続ける
『 「モチベーションを捨てろ!」って言う割に、結局精神論かい。』
と思うかもしれません。
その通りなのですが、結局最後は気持ちです。
10日間で人生は変わりますので、ぜひ実践してみてください!
『超重要』独学で最短ルート!受験勉強法
「今している勉強が、今やるべきことなのか分からない」
「効率的に勉強したい」
受験の本質を見抜け!
そもそも受験で合格するためには何が必要でしょうか?
おそらく多くの人が勉強と答えるのではないだろうか。
これは半分正解であり、半分不正解です。
確かに勉強は必要な要素です。
しかし、極端な話をすると、合格に必要なものは、試験本番で合格最低点を超えることだけです。
テスト当日に、解答用紙に正しい記入をしさえすれば受かるのです。
そして、これが受験の本質です。
そうは言っても、何もせずに点数を取ることは難しいから勉強をするのです。
勉強は合格最低点を超えるための手段に過ぎないのです。
偏差値は重要ではない
先ほども説明しましたが、受験においてのゴールは『志望校に合格=合格最低点を超える』です。
つまりテストの成績を上げたり、偏差値を上げる事はあくまで目安でありゴールではない。
これを理解していないと、模試で偏差値は出せるけど、過去問では点数を取れない、という事態が起きます。
過去問を解けるように勉強していれば、自然と偏差値も上がっていくので焦る必要はないです。
一つの指針として意識するのは良いですが、ゴールはどこなのかを、常に意識しなければいけないです。
参考書は重要ではない
受験業界では、どの単語帳・問題集が良いのかという話がよくありますし、予備校の先生なども、勧めてきたりします。
しかし、参考書選びは、時間の無駄です。
時間がない受験生に、ツール(参考書)選びに使う時間はないです。
メジャーなものを使っていれば基本的に問題ないです。
実際に、私も単語の教科書だけで4冊も買いましたが、「どの教科書を使えばいいのか?」と悩んでいた時は全く成績は伸びなかったです。
考え方を変えて、一冊に絞って勉強し始めた途端に偏差値は10以上も上がりました。過去問も、目に見えて解けるようになりました。
意識すべきことは、何を使うかではなく、手元の一冊もどれほどやり込むか、です。
受験において重要なことは、無駄な時間をとにかく削ることです。
本質から考える勉強法とは
先ほどにも述べた通り、『本質=合格最低点を取ること』です。
つまり、受験勉強を始めるときに、一番最初にするべきことは志望校の過去問を解くことです。
受験業界の人たちは、「過去問は秋から」と口を揃えて言うが、私から言わせれば、とんだ的外れです。
受験勉強を始める前に解く目的は、2つあります。
②問題の本質を知る
勿論、この時に点数を取れる必要は全くないです。
①は基本的な過去問の使い方ですね。
合格点にどれだけ届いていないかを、確認することです。
間違えた問題を見て、改善して解けるようになる問題かを確認するのです。
当たり前の話ですが、合格に満点を取る必要はありません。
解けない問題、解けるようになる可能性が低い問題に多くの時間を使うのは効率が悪いです。
受験までの時間は限られてるので効率を重視して、出来るようになるものから習得して、可能性が低いものは損切りする姿勢が重要です。
②はとても重要なのに、あまり意識している人が少ない印象を受けます。
問題の本質とは、『点数を構成する要素』のことです。
これでは分かりにくいので、「英語」を例に解説したいと思います。
英語の問題を構成している要素とは、「単語、文法、読解力」です。
もちろん、全て勉強するべきなのです。
しかし、この記事のコンセプトは「最短で合格点に到達する」なので、この3つに優先順位をつけていきます。
多くの教師は「単語、文法、読解力」の順番に勉強をしろ、と言います。
確かに、長い時間をかけるのであれば、この順番は有効かもしれません。
しかし、受験生は限られた時間の中で結果を出さなければなりません。
そこで過去問を解くことが重要になります。
過去問を解けば分かりますが、MARCH・関関同立の英語は文法にそこまでの比重を置いていません。
殆どの問題が長文であり、長文に与えられている点数の割合が大きいです。
つまり、読解力が一番重要であるということです。
読解力を上げる為には、単語を覚えて、次に多くの文章を読むことです。
文法は文章量をこなせば自然と身についてきます。
さらに言うと、少なくとも早稲田大学の社会科学部と人文科学部以外の学部、MARCH・関関同立の英語は最低限の英文法で対応できます。
最低限の英文法とは「NextStage」、「Vintage」のような平均レベルの参考書で充分だということです。
つまり、文法の勉強に時間をかけているのであれば、長文問題を解きまくった方が効率がいいのです。
この時に解く長文は過去問であれば尚いいです。
では、MARCH・早慶の問題に文法問題が重視されていないから、日東駒専を志望する人も文法に注力しなくて良いのかというと、それは違います。
MARCH・早慶に比べて、日東駒専の英語では文法問題の比重が高いです。
さらに、合格点も高いです。
ですから極端な話をすると、日東駒専の英語で高得点を狙うのであればMARCH対策以上に文法をしっかり固めなければいけないということです。
このように、志望校のレベルではなく、学校や学部ごとに対策は全く変わってきます。ですから、勉強の筋道を立てるために、まずは過去問を解く必要があるのです。
受験勉強において、過去問とは道標なので迷ったら過去問を解いて、自分の位置とやるべきことを明確化しましょう!
『時間信仰』から脱出せよ!
受験業界には、「何時間勉強したか」を重視する『時間信仰』があります。
この『時間信仰』こそが、諸悪の根源なのです。
自分に足りないものを補うことが勉強です。
それを埋めるのに、1時間の勉強でカバーできるなら1時間でいいんです。
○時間やったからといって、問題は解けるようになりません。
もし、あなたが、夜寝る時に「今日は○時間やった」ということが安心材料になっているのであれば今日で『時間信仰』からは脱出しましょう。
そして、今日の夜からは、「〇〇をやったから、過去問の点数が上がっているから、昨日よりも成長できている。」と思うことができるように勉強しましょう!
受験において、安心材料は「過去問が解けているか」が全てです。
ぜひ、このように思えているかどうかを、一つの確認の指標としてみてほしいです。
まとめ
上記で紹介した『受験の本質』『本質から考える勉強法』を実践していただくと、今後は受験勉強に対する不安がなくなり、合格まで最短距離で勉強できます。
最後にもう一度確認しましょう。
- 受験の本質は、本番で合格点を取ることのみ
- 勉強は手段にすぎない
- 『時間信仰』を捨てて、質のみを追求しよう